この度、公益財団法人山梨県青少年協会と山梨学院短期大学は、相互に連携し、知的資源、人的資源、
物的資源の活用を図りながら包括的に連携協力を進めることにより、青少年に活動、研修、交流の場を
提供する事業を通じて、豊かな感性と創造性を育み、心身ともに健全な青少年育成を図ることで、
地域の振興に寄与するとともに、それぞれの発展に資することを目的とする包括的連携協定の締結式が
令和6年2月6日に行われました。
山梨学院短期大学から遠藤清香学長、中野隆司保育科長、当協会から高野孫左ヱ門理事長と
立川弘行専務理事兼事務局長が協定書と覚書にそれぞれ署名、連携協定が締結されました。
これまでも山梨学院短期大学の学生が、当協会が管理運営している県立施設で行う、青少年を対象とした
事業などで、従来から個人的にボランティアスタッフとして参加いただいておりましたが、
令和4年度からは山梨学院短期大学を通して、ボランティアスタッフとして受け入れ、連携を図って参りました。
今回の協定により、これまで以上に一層、緊密かつ組織的な連携・協力体制の充実を図ることができ、
山梨学院短期大学の学生が当協会の管理運営する県立施設(青少年センター、愛宕山こどもの国、
八ヶ岳少年自然の家)を存分に活用していただくことで、より多くの学生の方々が多様な活動(実践的な学び)を
体験し、豊かな人間性や社会性を養うことで、青少年(学生)の育成とさらなる事業の質の向上が期待されます。
連携協力の覚書
(1)青少年協会が行う青少年のための活動、研修、交流の場を提供する事業場所において開催される子ども向け・親子向け造形ワークショップなどへの企画・運営への参加・協力
(2)青少年協会が主催する青少年のための活動、研修、交流の場への、在籍する学生ボランティアの協力
(3)青少年の健全な育成に向けた人的資源の交流に基づく調査・研究・研修の実施
(4)青少年協会が主催する青少年向け活動、研修、交流の場の提供事業に係る、山梨学院短大への調査、研究の委託
(5)青少年の健全な育成に向けた物的資源の相互活用
連携協定締結後の事業展開
はじめの事業として、今月2月に県立愛宕山こどもの国で行われる子ども向け・親子向けの造形ワークショップ事業などで山梨学院短期大学の講師が指導を行い、学生がボランティアとして企画・運営に参加・協力します。
今後、学生たちの体験から生まれた改善策やアイディアなどを参考にして、当協会の実施する事業の質向上を目指し連携を深めます。